京 都
コラム&ブログ 全国ふりふり体験
2005年4月〜今まで 旅のエピソードや想いがいっぱい!
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大原三千院と寂光院 生まれて初めて鳴らせた釣鐘と小川のせせらぎ おこしやす京都 111013
九州東京大阪からご親族が京都に集まり、大谷本廟へお参り。
西本願寺親鸞聖人750年大遠忌・知恩院法然上人800年大遠忌を拝観。
知恩院ではドラマが待っていました。お宿の「知恩院和順会館」の方から
車いす利用のお客様を乗せた、マイクロリフトバスのため、知恩院御影堂まで
バスを上げてもらえないかお願いしたところ、知恩院の総務からご許可を。
大遠忌期間中は、シャトルバスしか入れないのに、写真のように。
有難い限りです。
お宿の「和順会館」は今年2月にオープンしたきれいなホテル。
バリアフリールームは2部屋あって、大浴場も完備。従業員様も親切ですよ。
大原三千院では、急な坂道もありますが、「車いす経路」という表示がたくさん。
苔の庭園から、観音堂まであがり、小川のせせらぎの水をハンカチで濡らして 知恩院御影堂へリフトバス
車いすユーザーの方に手渡し。「うぁー冷たい!気持ちいい!」って。
寂光院でも、坂道を上がり、こじんまりした庭園と本堂。そして、釣鐘が。
車いすからは、釣鐘を鳴らせない。けど、釣鐘を鳴らす短い紐と、
私のネクタイを結んで、延長コード状態に。
そして車いすに乗ったまま、釣鐘を鳴らせました。
「生まれて初めて、釣鐘鳴らせた。嬉しい!」って。
普段どうってことないことでも、その方にとっては、重大な出来事。
お客様の視線に。お客様の立場になることって、こういうことかな?
日常ではしないことでも、旅先だからできること。
脳に刺激がいっぱい入ったようですね。更に、自分らしさをだしていきましょうね。
寂光院で釣鐘
東京鹿児島から"ようこそおこしやす"京都観光 111008
ホームページから弊社をお探しいただき、京都3泊・道後1泊・熊本1泊・指宿1泊の6泊7日
6名様のご家族旅行で、2日目の京都観光のみご一緒してきました。
"伏見稲荷大社〜清水寺〜○○○寺〜大衆食堂で昼食〜三十三間堂〜
お茶屋さんで夕食しながら舞妓さん"と、いったコース。
当初は、ジャンボタクシーでもいいとおっしゃっていましたが
高齢のお母様たち2名が車いす持参。ちょっと距離があると
車いすを利用されます。
そのようなスタイルなら、運転手の心配りがある介護タクシーをお勧め。
京都で観光地巡りをする場合は、下車地や移動導線、車いすトイレの場所など
詳しく知っていますからね。
私も、京都おもてなし大使として、最善のサービスをしてきました。
伏見稲荷大社は、本殿まで、車で行けるところまで行き、本殿前の 三十三間堂
緩やかな階段30段を持ち上げずに上がり、奥の院まで。
帰りは、下り坂で降りてきました。しかし、境内は車いすルート表示が
ありません。地元人しか知らないルートで実現できました。
清水寺も問題なく、音羽の滝では凄い人だかりでしたが、並ばずに実現。
隠れた穴場のお寺さんで、私がお抹茶の接待をさせていただきました。
クライマックスは、お茶屋さんで夕食。
私が子供の頃から家族同然にしているお茶屋さんで、女将さんとおしゃべり。
舞妓さんとおしゃべり。舞を鑑賞、京の都で最高の思い出を作れましたね。
翌日は、私は琵琶湖行きの添乗があり、代わりに、京都おもてなし大使が
数名在籍している、京都SKYガイド協会様に依頼。
西日本横断の旅は続いていきます。気を付けてね。
特養をよくする特養の会学習会と丹後夕日が浦温泉 110622
自ら学び、考え、発言し、行動する。時には自省も含めて、利用者本位のサービスを
提供できるように活動している「特養をよくする特養の会」が丹後で定例学習会開催。
テーマは、「介護保険制度改正と地域包括ケア」私は、賛助会員として参加させていただきました。
もちろん、会員施設である高齢者福祉施設「丹後園」さんの視察も。
非日常の外出支援する側から、日常の生活空間で必要とされているもの。
衣食住とケアする職員様たち。近隣地域との関わりを大切にされていました。
旅行業界人の私には、目から「うろこ」が出るくらい。
それはそれは、研修の中の研修といった感じで、有意義な時でした。
お仲間に入れて下さった、会の皆様に御礼申し上げます。
さて、今回の宿舎「夕日が浦温泉佳松苑」さん。
ほとんどが和洋室で、部屋のトイレは横開き戸を開けて便器は横向き。
使えなかったら、車椅子用トイレが3階にあるので、3階宿泊がお勧め。
本館の温泉は階段使わず、手すり付浴槽。館内移動も容易です。
新館は、階段10段程ありますが、昇降機がありました。 佳松苑正面玄関
佳松苑は、兄弟のホテルが、丹後に4軒あり、それぞれ特色があります。
4軒とも、お年寄りや歩行不安な方に優しく設計されていますよ。
でも、設備だけではなく、ちょっとした心づかいに感激しました。
佳松苑玄関にタイランドで走っている「トゥクトゥク」が2台。
海へ行くとき、海水浴へ行くとき、このトゥクトゥクを使うようです。
歩いたら10分はかかるが、トゥクトゥクなら、2分〜3分。
料理は、日本海の味覚の王様「ズワイガニ」。美味しくカニが食べられます。
それに、朝ごはん。和食バイキングですが、私が泊まった温泉旅館では
一番美味しく、品数もすごく、2泊3泊しても飽きないようにしていますね。
地域との繋がりも深く、丹後園様も含めて町の活性化に頑張っておられます。
何しろ、今回は、勉強とホテル体験が身に付いた2日間でした。
湯の花温泉入浴組とプチツアー組 高齢者施設の日帰りレク 101109
25名様の高齢者施設ご入居の利用者様 付添職員様28名様
亀岡湯の花温泉松園荘保津川亭へ松茸料理を食べようと企画。
入浴サポートでは、男女のタイプにより、異性サポートが必要な時もあります。
大浴場の貸切が通例ですが、今回は、昔温泉に入っていたように一般浴で。
でも、松茸料理を目的の方で、温泉は要らない方もいると思い
入浴組と、プチツアー組に分かれて、昼食までのひと時を過ごしましたよ。
リフト付き観光バスで、お宿に着いて、入浴組は、早速、大浴場へ。
正面玄関からのアプローチは、ゆるい階段が続いていますが、 松園荘保津川亭仮設スロープ
簡易スロープを設置して移動導線も容易で、多目的トイレは館内5か所。
新しくなった大浴場は、いろんなカタチの浴槽があって、段差もなし。
1時間ゆっくり入浴されましたよ。
プチツアー組は、お宿でトイレを済ませて、大石酒造(多目的トイレなし)へ。
酒蔵の見学と試飲、お買い物や近所のお散歩などを楽しみました。
それぞれのスタイルに合わせて、2組に分ける企画は大成功!
職員様の真心のサポートに、感無量です。
2組の時間差もなく、予定の時間から"松茸会席"の昼食。
普段施設での昼食よりも、時間を忘れて2時間以上も秋の味覚に・・・・・・。 松茸会席に無我夢中!
気候も温暖で風もなく、のんびりした日帰りレクをお楽しみ頂いたようですね。
雨・風・寒さ 高齢者施設 みんなの心の旅 天橋立温泉1泊 101030
一年に一度、温泉旅館へ泊りに行くことが、何よりも楽しみのひとつ。
入所されている利用者様23名のほとんどが、車椅子のご利用。
ご家族様と、職員様総数、57名様で天橋立温泉と城崎マリンワールドへ。
<ホテル>
和洋室は、畳を越えてベットが奥に。洋室は、ユニットバス。EVは1基。
多目的トイレは1か所のみ。大浴場は貸切不可。
何かと利用しづらいが、職員様が勇気を出して、困難を乗り越えようと。
いろんな工夫をして、みんなが横の連携で協力しあう姿に感動。 温泉入浴でピース
温泉は、一般浴のため、大浴場を利用しづらい方に入浴してもらおうと
露天風呂付きの特別室を2部屋用意。
トイレは、特別室のトイレやPトイレ持参で、みんなで共用。
ホテル側も、到着時の様子を見て、大浴場1時間貸切を。
和洋室へ車椅子のままベットまでへの導線は、畳に新聞紙を敷いて。
お客様とホテルとの意識共有できるように、旅行会社の存在って大切。
何の不自由さもなく、宿泊することができました。天橋立ホテルさん感謝。
<天橋立ビューランド> 温泉入浴後 57名様の大宴会
股のぞきができる、天橋立ビューランドは、小さなモノレールです。
時間差をつけて、乗車しました。協力し合って急な坂道を。
<城崎マリンワールド> 雨 風 寒さに耐えて 見たいイルカショウを。。。
翌朝から季節外れの寒さと暴風。そして横殴りの雨。
安全を考えて、行き先変更しようかと一時考えたけど、イルカショウを
見たいから体調保持のため、朝食バイキングに来なかったお客様も。
これが最後かもしれない。という気持ちを組んで、悪天候の中へ。
マリンワールドの職員様も、手伝ってくれて、嬉しい限りです。
でも、お客様には、こんなお天気になってしまい、ごめんなさい。 城崎マリンワールドのスタッフも傘を差して
帰りも大渋滞に遭遇し、帰着が予定より2時間遅れても、無事故が第一。
体調不良者も、おケガされた方もなく、無事故で帰ってきたのが一番。
あとは、寒さで、利用者様ご家族様職員様が風邪を引かないように祈るばかりです。
みんなの心の旅。苦難を乗り越えた旅。大変だったけど、よかったね。
丹後・舟屋の伊根湾へ 肢体障害のある方々の旅 100929
小舟のガレージ付、昔ながらの住宅が並んでいる丹後の伊根。
日本では珍しい風景は、NHK朝の連ドラ"ええにょぼ"の舞台にも。
今回、在宅の肢体障害認定を受けている方々32名様とご一緒しました。
神戸夙川学院大学のバリアフリーツーリズム専攻の学生2人も
インターンシップとして初添乗。
"ドライブンはしだて"で海の幸をたらふく食べて、30分で伊根に到着。
そこでハプニング発生!
舟乗り場のトイレは使いづらいので、「舟屋の里公園・道の駅」でトイレ・・・ 伊根湾めぐり 乗り出して舟屋を
インターネットで、車椅子トイレ3か所と表記していたのに、1か所のみ。
手すりが左側だけで、狭い。使用できない方もおられたが残念。
でも、展望台からの、伊根の舟屋の景色は格別です。
トイレは、舟めぐり後、20分天橋立方面へ戻ったところ「ヤマイチ水産」で
最新式の多機能トイレで綺麗ですよ!!
さて、伊根湾めぐりでは、潮風を感じて、舟屋を近くから見学できましたよ。
段差なく、車椅子のまま乗船でき、デッキに30人ぐらいは椅子があります。
乗り移りできない方のスペースは2台〜3台ぐらいです。
日常では、味わえない楽しみ方は、「旅」が一番ですね!
お客様「来て良かった」「また、頑張って暮らそう」って!! 神戸夙川学院大学の実習生 初添乗!
京都・上七軒歌舞練場でビアガーデン 継承されている伝統 100825
上七軒のお茶屋さんは、室町時代に七軒の茶店を建て、休息所となり
太閤秀吉の時代に、御手洗団子の茶店をする特権と法会茶屋株を
賜ったことが始まりです。
伝統を脈々と受け継いでいるお茶屋さんである、上七軒。
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